【2015/02/02】WORLD ORDER TOUR 2015 @ Zepp Tokyo。
とうとう、千秋楽を迎えました…!
本当に本当に、お疲れさまでした。
今回は初日二日目と千秋楽の3日間を観ることが叶い、回を追うごとに目覚ましい成長を遂げている舞台に、感動を禁じ得ない状態でした。
−−−
最終日。
ドキドキしながら幕が開く…前に、元気さんが顔を出すのを待つ。
千秋楽のこの日は、時間に余裕をもって行動しているにも関わらず、ひたすらに気持ちが急いて、Zepp Tokyoに着くまでの間は、ことごとく小走りになってしまった。
それは着いてからも同じで、着席しても落ち着かなくて、そわそわして、何度も会場内の吊るされた灯体を眺めたり、閉ざされた暗幕の下から漏れるWORLD ORDERブルーの照明を見つめたり。
開演を待つ間、携帯をいじったりすることもできない。
一瞬も、何一つ見落とすことが無いように、心の準備をする。
当日の夜半にアップされたアキさんdiaryで、このライブは映像化されない、と言及され、千秋楽まで収録カメラが入る可能性に繋いできたファンたちの希望は絶たれました。
だからこそ今日は、最大限の集中力で、舞台上の真剣勝負に臨む彼らに、相対する必要がある。
これが、このツアーで最後の『HAVE A NICE DAY』。
これが、このツアーで最後の『BLUE BOUNDARY』。
これが、このツアーで最後の『WORLD ORDER』…。
舞台上で起こることは、もちろん、毎回の毎瞬、全てが一度きりなんだけれど。
だけど今日は、今日は本当に、最後の最後。
そう思うと、何を観ても気持ちが揺り動かされる。
困難なのはわかってる。
でも、全てを記憶しておきたい。全部忘れたくない。
−−−
メンバー紹介の時。
最終日だからこその、清々しいほどの無茶振りで、まーさんに嬉々としてモノマネをさせる元気さん。
めちゃくちゃうろたえて、ロボマイムから素に戻ってしまいながらも、真面目にその無茶振りに応えるまーさん。
アキさんの紹介の途中、舞台の隅で重量上げマイムを繰り広げる、ひたすらにトレーニングが趣味のジョニィさん。
思わず、会場中がそんなジョニィさんに注目してしまい、元気さんに冗談で紹介をスルーされかけて焦るアキさん。
やっぱり舞台隅で、今度は腕立てをするジョニィさんの背中にすとんと座り、優雅にお茶を飲むマイムを始めるうっちーさん。
料理が得意でいつかは店を出したいそうで、リーダーが出資して取り分は8:2で…と言われ、じろりとリーダーを睨むユースケさん。
北欧系メタルが好きで、高校時代はバンドを組んでギタリストをやっていたという、見かけによらない度MAXのとみぞーさん。
ああ、みんなみんな、本当に大好き。
誰が欠けても、こんな素晴らしい舞台にはならなかった。
−−−
ソロパート。
コンビパート。
トリオパート。
七人の繰り広げる全てが美しくて、情熱的で、それなのにクールな素振りのアニメーションダンス。
鳴り響く重低音がことごとく心肺を圧迫して、勝手に体が震えて止まらなくて。
終盤の『INFORMAL EMPIRE』あたりから、もう涙目でした。
『INFORMAL EMPIRE』のオープニングで、リーダーの周りに横たわっていた六人が、すうっと胸の前に組んでいた両手を差し上げ、そのまま上半身を起き上がらせ、曲に合わせてゆっくりと左右に揺らぐ。
その一連の動きが、あんまり神々しくて、なんだか、何かの儀式みたいでした。
−−−
2014年のツアーで見つけた光をずっと追いかけてきたけれど、どうしてもそこに辿り着けない。
『LAST DANCE』が終わり、ノイズのような音の中に、彼らがこれまで踊ってきた楽曲が吸い込まれていくように、早回しで過ぎて行く。
LED壁も、それまでの物凄い明るさが一転して、砂嵐や黒い染みのような映像が広がってゆく。
全てが消え去った瞬間に、『MACHINE CIVILIZATION』へと繋がってゆくブリッジ(恐らく前回とほぼ同じアレンジで、『LIKE A MACHINE』)のピアノ曲が始まる。
不思議なほどの静寂の中、少しずつ、LED壁の中で夜が明け始める。
光が戻り始める。
いつも通り、アキさんだけは倒れ込まずに、踊る。
ただ、いつもと違うのは、“抵抗する”ような振りではないこと。
まるで祈りを捧げるように、両手を中空に伸ばす。
−−−
『PERMANENT REVOLUTION』で、LED壁の中は完全に光を取り戻す。
美しい地球の中の、美しい空、美しい海、美しい大陸、美しい日本、美しい首都。
青みがかったオレンジ色の空に縁どられた夜明けの東京で、たくさんの灯りに輝く風景が、LED壁の中に明るく映し出される。
この曲を踊っている七人は、本当に良い顔をしていて、元気さんに至っては、もう、熱唱していて。
この曲に込められた“永続革命”への想いがどれほどのものかと感じて、そこにも泣きそうになる。
そして、最後の最後、全てを振り絞るような、七人それぞれが思い思いのソロパフォーマンス。
真っ白に輝くLED壁。
ようやく辿り着いた光の中で、踊り尽くす七人。
こうして、光を求めて進み続けた、2年越しの長いツアーが、ついに終わりを迎えたのです。
−−−
終わってしまったというのに、燃え尽きた感覚は一切なかった。
今でも、ない。
そんなライブもあるものなのか、と驚いた。
七人も、「やり切った」という、最高に晴れやかな、満ち足りた笑顔を浮かべていた。
だから、元気さんが口にした、「これから新しいステージに進んでいく」という表明も、怖くはない。
「これからどうなっちゃうの?」なんていう不安よりも、期待が勝る。
どんな形になっていくにしろ、必ずや、楽しくて素晴らしい世界観を生み出してくれるはず。
そう信じられる。
この人たち、今度は何をしてくれるんだろう?
どうやって、想像を遥かに飛び越えて行ってくれるんだろう?
どんな風に、びっくりさせてくれるんだろう?
新しいダンス、新しい表情、新しい何か。
新しい姿を観ることが、こんなにも楽しみなひとたちがいる。
次に現れるその姿を胸を張って観られるように、自分も日々生まれ変わっていきたい。
心の底からそう思った。
本当に、ツアー期間中の素晴らしい日々をありがとうございました。
これからも、どうかよろしくお願いいたします。
本当に本当に、お疲れさまでした。
今回は初日二日目と千秋楽の3日間を観ることが叶い、回を追うごとに目覚ましい成長を遂げている舞台に、感動を禁じ得ない状態でした。
−−−
最終日。
ドキドキしながら幕が開く…前に、元気さんが顔を出すのを待つ。
千秋楽のこの日は、時間に余裕をもって行動しているにも関わらず、ひたすらに気持ちが急いて、Zepp Tokyoに着くまでの間は、ことごとく小走りになってしまった。
それは着いてからも同じで、着席しても落ち着かなくて、そわそわして、何度も会場内の吊るされた灯体を眺めたり、閉ざされた暗幕の下から漏れるWORLD ORDERブルーの照明を見つめたり。
開演を待つ間、携帯をいじったりすることもできない。
一瞬も、何一つ見落とすことが無いように、心の準備をする。
当日の夜半にアップされたアキさんdiaryで、このライブは映像化されない、と言及され、千秋楽まで収録カメラが入る可能性に繋いできたファンたちの希望は絶たれました。
だからこそ今日は、最大限の集中力で、舞台上の真剣勝負に臨む彼らに、相対する必要がある。
これが、このツアーで最後の『HAVE A NICE DAY』。
これが、このツアーで最後の『BLUE BOUNDARY』。
これが、このツアーで最後の『WORLD ORDER』…。
舞台上で起こることは、もちろん、毎回の毎瞬、全てが一度きりなんだけれど。
だけど今日は、今日は本当に、最後の最後。
そう思うと、何を観ても気持ちが揺り動かされる。
困難なのはわかってる。
でも、全てを記憶しておきたい。全部忘れたくない。
−−−
メンバー紹介の時。
最終日だからこその、清々しいほどの無茶振りで、まーさんに嬉々としてモノマネをさせる元気さん。
めちゃくちゃうろたえて、ロボマイムから素に戻ってしまいながらも、真面目にその無茶振りに応えるまーさん。
アキさんの紹介の途中、舞台の隅で重量上げマイムを繰り広げる、ひたすらにトレーニングが趣味のジョニィさん。
思わず、会場中がそんなジョニィさんに注目してしまい、元気さんに冗談で紹介をスルーされかけて焦るアキさん。
やっぱり舞台隅で、今度は腕立てをするジョニィさんの背中にすとんと座り、優雅にお茶を飲むマイムを始めるうっちーさん。
料理が得意でいつかは店を出したいそうで、リーダーが出資して取り分は8:2で…と言われ、じろりとリーダーを睨むユースケさん。
北欧系メタルが好きで、高校時代はバンドを組んでギタリストをやっていたという、見かけによらない度MAXのとみぞーさん。
ああ、みんなみんな、本当に大好き。
誰が欠けても、こんな素晴らしい舞台にはならなかった。
−−−
ソロパート。
コンビパート。
トリオパート。
七人の繰り広げる全てが美しくて、情熱的で、それなのにクールな素振りのアニメーションダンス。
鳴り響く重低音がことごとく心肺を圧迫して、勝手に体が震えて止まらなくて。
終盤の『INFORMAL EMPIRE』あたりから、もう涙目でした。
『INFORMAL EMPIRE』のオープニングで、リーダーの周りに横たわっていた六人が、すうっと胸の前に組んでいた両手を差し上げ、そのまま上半身を起き上がらせ、曲に合わせてゆっくりと左右に揺らぐ。
その一連の動きが、あんまり神々しくて、なんだか、何かの儀式みたいでした。
−−−
2014年のツアーで見つけた光をずっと追いかけてきたけれど、どうしてもそこに辿り着けない。
『LAST DANCE』が終わり、ノイズのような音の中に、彼らがこれまで踊ってきた楽曲が吸い込まれていくように、早回しで過ぎて行く。
LED壁も、それまでの物凄い明るさが一転して、砂嵐や黒い染みのような映像が広がってゆく。
全てが消え去った瞬間に、『MACHINE CIVILIZATION』へと繋がってゆくブリッジ(恐らく前回とほぼ同じアレンジで、『LIKE A MACHINE』)のピアノ曲が始まる。
不思議なほどの静寂の中、少しずつ、LED壁の中で夜が明け始める。
光が戻り始める。
いつも通り、アキさんだけは倒れ込まずに、踊る。
ただ、いつもと違うのは、“抵抗する”ような振りではないこと。
まるで祈りを捧げるように、両手を中空に伸ばす。
−−−
『PERMANENT REVOLUTION』で、LED壁の中は完全に光を取り戻す。
美しい地球の中の、美しい空、美しい海、美しい大陸、美しい日本、美しい首都。
青みがかったオレンジ色の空に縁どられた夜明けの東京で、たくさんの灯りに輝く風景が、LED壁の中に明るく映し出される。
この曲を踊っている七人は、本当に良い顔をしていて、元気さんに至っては、もう、熱唱していて。
この曲に込められた“永続革命”への想いがどれほどのものかと感じて、そこにも泣きそうになる。
そして、最後の最後、全てを振り絞るような、七人それぞれが思い思いのソロパフォーマンス。
真っ白に輝くLED壁。
ようやく辿り着いた光の中で、踊り尽くす七人。
こうして、光を求めて進み続けた、2年越しの長いツアーが、ついに終わりを迎えたのです。
−−−
終わってしまったというのに、燃え尽きた感覚は一切なかった。
今でも、ない。
そんなライブもあるものなのか、と驚いた。
七人も、「やり切った」という、最高に晴れやかな、満ち足りた笑顔を浮かべていた。
だから、元気さんが口にした、「これから新しいステージに進んでいく」という表明も、怖くはない。
「これからどうなっちゃうの?」なんていう不安よりも、期待が勝る。
どんな形になっていくにしろ、必ずや、楽しくて素晴らしい世界観を生み出してくれるはず。
そう信じられる。
この人たち、今度は何をしてくれるんだろう?
どうやって、想像を遥かに飛び越えて行ってくれるんだろう?
どんな風に、びっくりさせてくれるんだろう?
新しいダンス、新しい表情、新しい何か。
新しい姿を観ることが、こんなにも楽しみなひとたちがいる。
次に現れるその姿を胸を張って観られるように、自分も日々生まれ変わっていきたい。
心の底からそう思った。
本当に、ツアー期間中の素晴らしい日々をありがとうございました。
これからも、どうかよろしくお願いいたします。