【備忘録】

Twitter以前に書いた、WORLD ORDER関連のレポートやイベントの感想をまとめました。少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。ちなみに、このころの文章は、現在よりも客観性が低めでテンションが高めです。予めご了承ください。
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Twitter以前に書いた、WORLD ORDER関連のレポートやイベントの感想をまとめました。

少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。

ちなみに、このころの文章は、現在よりも客観性が低めでテンションが高めです。

予めご了承ください。
【2015/03/31】楽天・イーグルスドームこけら落とし公演。

【2015/03/31】楽天・イーグルスドームこけら落とし公演。

 行ってきたよ仙台!!!
 WORLD ORDERによる、楽天・イーグルスドームこけら落とし公演です!

 3月31日は、楽天イーグルスの本拠地・仙台での初戦、つまりホーム開幕試合です。
 なんとそんな記念すべき日、始球式でWORLD ORDERが投球するというではありませんか!!

 もう、驚愕以外の何者でもない。
 
 こけら落とし公演のオープニングライブ、始球式、ミニライブ。
 今日がどんな日になるのか、楽しみで、緊張して、手が震えます。

 事前の情報では、オールスタンディングとのことだったのですが、会場に着いてみると普通に座席が組まれていて、いつものWORLD ORDERのライブと同じような雰囲気でした。

 しかも自由席!
 舞台正面の三列目にひとつだけ空席を発見した私は、すかさず滑り込みました。

 三列目!!
 三列目!!!
 ちちち近い!近い!!

 想像していたよりもイーグルスドームは全然広くなく、舞台や客席の印象としては、以前の新宿パークタワーでのイベントみたいな、程よい砕けた感じのする、ある意味文化祭のステージのようにアットホームな空気でした。

 まずは、セットリスト。
 オープニングライブは20分ほど、ミニライブは40分ほど。

 【オープニングライブ】17:15〜
 ・THE HISTORY OF VOICE(六人ver.)
 ・WORLD ORDER
 ・MC
 ・PERMANENT REVOLUTION
 ・FIND THE LIGHT
 ・MACHINE CIVILIZATION

 【始球式】17:50〜
 ・ウォーキングで入場し、マウンドに横一列に並び一礼(もちろん、『MACHINE CIVILIZATION』のあの礼)。その後、縦一列に並び直して、リーダーによるピッチング。

 投げたのは、魔球『千手観音』。
 リーダー曰く、「7分ぐらい考えた、中途半端な魔球」…とのこと。

 【ミニライブ】18:30〜
 ・THE HISTORY OF VOICE(六人ver.)
 ・WORLD ORDER
 ・2012
 ・MC〜SOLO(CHANGE YOUR LIFE)
 ・PERMANENT REVOLUTION
 ・FIND THE LIGHT
 ・MACHINE CIVILIZATION
 ・MIND SHIFT
(・CHANGE YOUR LIFE〜SOLO)←アンコール

 初っ端から、『THE HISTORY OF VOICE』の六人版が生で観られて、それはもう衝撃的。

 ユースケさんの棒っぷりはやっぱり、生で観ると余計にすごい。
 思わず足の硬直具合をじっと見つめてしまった。
 (ところで、肋骨のヒビは…もう大丈夫なんでしょうか…いろいろと影響が心配に見えるパフォーマンスもあったんですが…)

 オープニングライブは、リーダーの途中MCも若干緊張気味だし、すっきりまとまったセットリストで、七人ともイーグルスカラーのネクタイで揃えた姿と、始球式に繋がるラストのMCも含めて、「式典」という印象が強かったです。

 しかしながら、もう一度観たかった『FIND THE LIGHT』の四本腕パフォーマンスもあり、大好きな『MACHINE CIVILIZATION』を三列目で観られたこともあり、いきなり震えが止まりません。

 あぁぁ、噂に聞く「流れる汗も見える距離の席」ってこういうことだったのね…!!

−−−

 始球式では、ウォーキングで登場してマウンドに並ぶと、その後の細かい移動のところは七人が各々、ロボットパフォーマンスをしながら、きょろきょろしたり客席に手を振ったり、いろんな態度を取っていたんですが。

 アキさんが、手を振るよりお辞儀ばかりしていて、キュン死するかと思った。
 こういうところにも、普段の個性が滲み出るものなんだなあ…と、当たり前のことなんですけど妙に納得。
 アキさんはいつも、何かって言うと深々とお辞儀してるもんね。

−−−

 ミニライブは、何が熱いって、WORLD ORDER初の東北ライブだからなのか、自己紹介がてらのソロパフォーマンスがあって、その激熱ぶりに吃驚仰天。

 リーダーが順番にメンバーの名前を紹介すると、各人が前に進み出てパフォーマンスをするのですが、当然、出てきた瞬間に常連ファンからコールの嵐。

 こういう時にしかメンバーの名前を声に出して叫ぶ機会なんてないので、私も思う存分叫んでまいりました。(パソコンの画面上ではしょっちゅう叫んでるけど)

 ミニライブの時の席は、ちょっと後ろめの列になってしまったので、周りはWORLD ORDERライブ初見っぽい方ばかりだったのですが、お構いなしで叫びました。

 これはもう、スポーツ大会とかの熱い声援と同じ感覚ですね。
 「がんばれー!!」「行けー!!」の気持ちを名前に込めて、叫ぶわけです。

 どうか届いてほしい、ただその一心。

 これまでに私が観て知っている限りでは、こういうイベント公演でソロパフォーマンスってやっていたことがなかったから、まさか観られるとは夢にも思っていなくて、本当に本当に、心臓破裂するかというぐらいテンションが振り切れた。

 しかも、ワンマンの時みたいに無表情じゃなかったんだ…。
 みんな笑顔。
 超笑顔。

 全員がすっごくすっごく、最高に楽しそうにソロダンスをしていて、さながらダンスバトルでした。
 このソロパフォーマンスを観られただけでも、仙台に馳せ参じた甲斐があった。素晴らしかった。

 さて、ソロパフォーマンスをアキさん、まーさん、ジョニィさん、ユースケさん、とみぞーさん…と披露したところで、リーダーが「以上で…」と言い出しました。

 すかさず、ファンから「うっちー!!!!!」コール。
 もはやお約束の、リーダーによるうっちーいじり。

 リーダー「はっ、すみません。つい、お約束をかましてしまいました」

 小ぢんまりとした会場に満ちた温かい歓迎ムードに、すっかり緊張の解けたリーダーが、ニコニコしながらMCをする。

 最後の最後、予定外のアンコールの声が止まず(WORLD ORDERのライブはアンコールがない、ということが知られていなかったからでしょうね)、ソロ用だった、サウンドのみの『CHANGE YOUR LIFE』で強引にアンコールに応えてくれました。

 MVでお馴染みの『CHANGE YOUR LIFE』のホストダンス。
 あれを打ち合わせ無しでささっと陣形組んで踊ってくれちゃう七人が素敵過ぎて、打ちのめされました。

−−−

 帰りの仙台駅で、ユースケさんとジョニィさんを見かけました。
 お二人とも、スーツケースを抱えて、新幹線ホームへの長い階段を駆け上がって行きました…。

 あの長ーい階段を…スーツケース持って駆け上がるって…。
 しかも、ライブ2本と始球式パフォーマンスしてきた人たちが…。
 すげー、と思いながら、その後ろ姿をそっと見送りましたよ私は。


 行きの電車が、強風で最寄駅にも来ずストップしてたり、そのせいで乗換駅で猛ダッシュしたり。
 いろんなことが起こった日帰り旅だったけど、本ッ当に楽しかった。
【2015/02/02】WORLD ORDER TOUR 2015 @ Zepp Tokyo。

【2015/02/02】WORLD ORDER TOUR 2015 @ Zepp Tokyo。

 とうとう、千秋楽を迎えました…!
 本当に本当に、お疲れさまでした。

 今回は初日二日目と千秋楽の3日間を観ることが叶い、回を追うごとに目覚ましい成長を遂げている舞台に、感動を禁じ得ない状態でした。

−−−

 最終日。
 ドキドキしながら幕が開く…前に、元気さんが顔を出すのを待つ。

 千秋楽のこの日は、時間に余裕をもって行動しているにも関わらず、ひたすらに気持ちが急いて、Zepp Tokyoに着くまでの間は、ことごとく小走りになってしまった。

 それは着いてからも同じで、着席しても落ち着かなくて、そわそわして、何度も会場内の吊るされた灯体を眺めたり、閉ざされた暗幕の下から漏れるWORLD ORDERブルーの照明を見つめたり。

 開演を待つ間、携帯をいじったりすることもできない。
 一瞬も、何一つ見落とすことが無いように、心の準備をする。

 当日の夜半にアップされたアキさんdiaryで、このライブは映像化されない、と言及され、千秋楽まで収録カメラが入る可能性に繋いできたファンたちの希望は絶たれました。

 だからこそ今日は、最大限の集中力で、舞台上の真剣勝負に臨む彼らに、相対する必要がある。

 これが、このツアーで最後の『HAVE A NICE DAY』。
 これが、このツアーで最後の『BLUE BOUNDARY』。
 これが、このツアーで最後の『WORLD ORDER』…。

 舞台上で起こることは、もちろん、毎回の毎瞬、全てが一度きりなんだけれど。

 だけど今日は、今日は本当に、最後の最後。
 そう思うと、何を観ても気持ちが揺り動かされる。

 困難なのはわかってる。
 でも、全てを記憶しておきたい。全部忘れたくない。

−−−

 メンバー紹介の時。

 最終日だからこその、清々しいほどの無茶振りで、まーさんに嬉々としてモノマネをさせる元気さん。

 めちゃくちゃうろたえて、ロボマイムから素に戻ってしまいながらも、真面目にその無茶振りに応えるまーさん。

 アキさんの紹介の途中、舞台の隅で重量上げマイムを繰り広げる、ひたすらにトレーニングが趣味のジョニィさん。

 思わず、会場中がそんなジョニィさんに注目してしまい、元気さんに冗談で紹介をスルーされかけて焦るアキさん。

 やっぱり舞台隅で、今度は腕立てをするジョニィさんの背中にすとんと座り、優雅にお茶を飲むマイムを始めるうっちーさん。

 料理が得意でいつかは店を出したいそうで、リーダーが出資して取り分は8:2で…と言われ、じろりとリーダーを睨むユースケさん。

 北欧系メタルが好きで、高校時代はバンドを組んでギタリストをやっていたという、見かけによらない度MAXのとみぞーさん。

 ああ、みんなみんな、本当に大好き。
 誰が欠けても、こんな素晴らしい舞台にはならなかった。

−−−

 ソロパート。
 コンビパート。
 トリオパート。

 七人の繰り広げる全てが美しくて、情熱的で、それなのにクールな素振りのアニメーションダンス。
 鳴り響く重低音がことごとく心肺を圧迫して、勝手に体が震えて止まらなくて。
 終盤の『INFORMAL EMPIRE』あたりから、もう涙目でした。

 『INFORMAL EMPIRE』のオープニングで、リーダーの周りに横たわっていた六人が、すうっと胸の前に組んでいた両手を差し上げ、そのまま上半身を起き上がらせ、曲に合わせてゆっくりと左右に揺らぐ。

 その一連の動きが、あんまり神々しくて、なんだか、何かの儀式みたいでした。

−−−

 2014年のツアーで見つけた光をずっと追いかけてきたけれど、どうしてもそこに辿り着けない。

 『LAST DANCE』が終わり、ノイズのような音の中に、彼らがこれまで踊ってきた楽曲が吸い込まれていくように、早回しで過ぎて行く。
 LED壁も、それまでの物凄い明るさが一転して、砂嵐や黒い染みのような映像が広がってゆく。

 全てが消え去った瞬間に、『MACHINE CIVILIZATION』へと繋がってゆくブリッジ(恐らく前回とほぼ同じアレンジで、『LIKE A MACHINE』)のピアノ曲が始まる。

 不思議なほどの静寂の中、少しずつ、LED壁の中で夜が明け始める。
 光が戻り始める。

 いつも通り、アキさんだけは倒れ込まずに、踊る。
 ただ、いつもと違うのは、“抵抗する”ような振りではないこと。

 まるで祈りを捧げるように、両手を中空に伸ばす。

−−−

 『PERMANENT REVOLUTION』で、LED壁の中は完全に光を取り戻す。

 美しい地球の中の、美しい空、美しい海、美しい大陸、美しい日本、美しい首都。
 青みがかったオレンジ色の空に縁どられた夜明けの東京で、たくさんの灯りに輝く風景が、LED壁の中に明るく映し出される。

 この曲を踊っている七人は、本当に良い顔をしていて、元気さんに至っては、もう、熱唱していて。
 この曲に込められた“永続革命”への想いがどれほどのものかと感じて、そこにも泣きそうになる。

 そして、最後の最後、全てを振り絞るような、七人それぞれが思い思いのソロパフォーマンス。

 真っ白に輝くLED壁。
 ようやく辿り着いた光の中で、踊り尽くす七人。

 こうして、光を求めて進み続けた、2年越しの長いツアーが、ついに終わりを迎えたのです。

−−−

 終わってしまったというのに、燃え尽きた感覚は一切なかった。
 今でも、ない。
 そんなライブもあるものなのか、と驚いた。

 七人も、「やり切った」という、最高に晴れやかな、満ち足りた笑顔を浮かべていた。
 だから、元気さんが口にした、「これから新しいステージに進んでいく」という表明も、怖くはない。

 「これからどうなっちゃうの?」なんていう不安よりも、期待が勝る。
 どんな形になっていくにしろ、必ずや、楽しくて素晴らしい世界観を生み出してくれるはず。
 そう信じられる。

 この人たち、今度は何をしてくれるんだろう?

 どうやって、想像を遥かに飛び越えて行ってくれるんだろう?

 どんな風に、びっくりさせてくれるんだろう?


 新しいダンス、新しい表情、新しい何か。
 新しい姿を観ることが、こんなにも楽しみなひとたちがいる。

 次に現れるその姿を胸を張って観られるように、自分も日々生まれ変わっていきたい。
 心の底からそう思った。

 本当に、ツアー期間中の素晴らしい日々をありがとうございました。
 これからも、どうかよろしくお願いいたします。
【2015/01/13-14】WORLD ORDER TOUR 2015 @ Zepp DiverCity : 諸々の感想と考察。

【2015/01/13-14】WORLD ORDER TOUR 2015 @ Zepp DiverCity : 諸々の感想と考察。

 ●その1、オーバーチュア考。

 今日になって思ったけど、初っ端の『HAVE A NICE DAY』は、要するに『OVERTURE』の扱いだったんじゃないかしら。

 セトリの中に含めるのは難しく、だからと言ってWORLD ORDERはアンコールをやらない。
 そうなると、オープニングに持って来るほかなかった。

 今回、『HISTORY OF THE VOICE』がセトリから除外されていて、それもまた新しい切り口だなあと思います。

 どうしても、毎回『HISTORY OF THE VOICE』で幕開けだと、耳から入ってくる印象が固定されて、どんなに新しい振付を取り入れてあっても、目新しさが薄れてしまう。

 そこで、いっそカットして、新しい幕開けの仕方を探った結果が、あのぶっ飛んだ、完全に本編とは別物のような“OVERTURE”だったのではないかなぁ…と。
 もしそうならば、確かに、これから何が起こるのか、という期待感を高める効能は抜群でした。

 そんな風に考えると、あの思いっきりはっちゃけたオープニング演出が、「今日は楽しんでいってね!」という七人からのメッセージのように感じられて、より一層、『HAVE A NICE DAY』という曲が愛おしくって仕方ありません。

−−−

 ●その2、MC。

 リーダーによるメンバー紹介は、台本あるのかなぁ。
 毎回、概ね決まったことを言うのかな。

 初日は、ホントかウソかよくわからんけれど、リーダーは緊張ほぐしで本番前に一杯飲んでしまったらしく(たぶん本当だと思われる)、MCがかなりグダグダだったのですが…。
 2日目はシラフな分、すっきりとまとまっていたように思います。
 若干、わざと入れてるトチリがあった気がするけど。

 2日目。
 アキさんの紹介で、プレゼントの量の多さに触れるリーダー。
 (紹介されてる間、メンバーはロボやってます)

 リーダー「アッキーは…プレゼントの量が物凄かったね。もうね、本当にすごいんですよ。ちなみに少ないのは、とみぞー、僕、まーくん…なんですが、アッキーがとにかく半端じゃないんですよ。メンバーで一番人気なんです。ね?」

 そう言って、リーダーがアキさんを見ると、ロボアキさんは、ゆっくりと首を横に振りました。

 リーダー「あ、照れてる。アッキーさん、照れてます」

 ニヤニヤしながら指差されて、ロボアキさんは逃げるように、はける方向へ歩き出しました。
 …なんだこれ、無表情のロボ中なのに可愛いってどういうこと。

 リーダー「ちなみに、フライドポテト大好きです」


 その後、とみぞーさんの紹介。

 リーダー「実は、こう見えて、へヴィメタ好きなんです」

 彼のついったで、たまに「#NOW PLAYING」のハッシュタグを見かけるから、薄々気づいてはいましたが。
 リーダーの紹介によれば、ヨーロッパ系のメタルが好きだそうです。

 そう紹介されたロボとみぞー。
 昭和顔による落ち着いた無表情のまま、ゆっくりとコルナサイン。

 ぶーっ。
 これには笑った。めっちゃ笑った。

 メンバー紹介、いろいろと面白いところ満載だったけど、リーダーの下ネタ避けのため、客席の前方列には、是非とも小さいお子様を座らせておいて頂きたい、と思いました。
 初日は言っていた下ネタも、2日目はお子様のおかげで、言わなかったので。

−−−

 ●その3、振付の進化。

 WORLD ORDERは、MVだと、独りor七人、という印象を受けるパフォーマンスをしているのですが、ライブになってみると、二〜三人のコンビダンスとトリオダンスがしばしば取り入れられています。

 これまでは、『CHANGE YOUR LIFE』がその最たるものだったのですが、今回はなんと、『FIND THE LIGHT』にまでコンビダンスが取り入れられておりました。

 注目すべきは、2番のAメロ。
 今までだと、アキさんとジョニィさんが背中合わせに立っていたはずのポイントで、ちょっと違うポジションになってるなーと。

 …そう思った直後、ジョニィさんの背後からアキさんの手がにょきっと現れ、まるでジョニィさんが4本腕になったようなパフォーマンスに。
 ちょっとした発想の転換と見せ方の変化なんだけど、アキさんならではの手の動きの滑らかさも相俟って、4本腕のジョニィさんにしか見えなかった!
 あの4本腕パフォーマンスは、千秋楽のTokyo公演でもっとよく観たい度が高いうちのひとつです。

 そう、手の動きの滑らかさ、と言えば、『MIND SHIFT』と『2012』の千手観音が、七人ともライブやイベントのたびに、どんどん美しくなっていくのが、本当にため息が出る。

 今回、『2012』のラストの千手観音をじいっと観ていたら、それはそれは動きが繊細で表現力豊かで、なんかもう、その腕に蛇でもいるんじゃないか、みたいな印象さえ持ちました。

 思うのは、WORLD ORDERの皆さんは、ウェーブが好きなのかな、ということ。

 ソロダンスの時も、皆さんウェーブを取り入れてることが多くて、通常のカチカチした動きとのギャップがすごいわけです。

 取り分け、ジョニィの『AQUARIUS』イントロでのウェーブの綺麗さたるや、まるで水に溶けていくかのようなんですが、それがまた、彼のあのガッチガチの筋肉バディからは想像もつかないような優美さを発揮するので、びっくりするわけです。

 うーん。
 緩急ってやつですかね。


 あぁぁ、ダメだ。
 書いてたら、また観たくなってきた!

 はよ!
 2月2日、はよ来ーい!
【2015/01/13-14】WORLD ORDER TOUR 2015 @ Zepp DiverCity : Day1-Day2。

【2015/01/13-14】WORLD ORDER TOUR 2015 @ Zepp DiverCity : Day1-Day2。

 【セットリスト】
 ・MC
 ・HAVE A NICE DAY
 ・BLUE BOUNDARY
 ・WORLD ORDER
 ・FIND THE LIGHT
 ・MC〜メンバー紹介
 ・SOLO
 ・(?)
 ・CHANGE YOUR LIFE
 ・IMPERIALISM
 ・MC
 ・A BRAVE NEW WORLD
 ・(?)
 ・MIND SHIFT
 ・AQUARIUS
 ・2012
 ・MC
 ・INFORMAL EMPIRE
 ・LAST DANCE
 ・(?)
 ・MACHINE CIVILIZATION
 ・PERMANENT REVOLUTION

 セトリは、記憶を辿って思い出せた限りですが…『INFORMAL EMPIRE』と『LAST DANCE』は逆だったかなぁ…?いや、たぶん合ってるはず。
 (?)のところは、名称はわかりませんが、ライブ用パフォーマンスがありました。

−−−

 とりあえず、最初から「まさか!」の連発でした。

 今回は、会場に入るとステージには幕が引いてあって、中の様子が見えないようになっていました。
 (ただ、幕下の僅かな隙間から明かりが薄く漏れて、WORLD ORDERブルーが見えてましたが)

 開演時間になると、なんと、真ん中の幕の継ぎ目から、ジャケットを着ていないワイシャツ状態の元気さんがひょこっと顔を覗かせて、姿を現しました!
 そして、幕が開かないうちの舞台端で、唐突に挨拶をし始めたのです。

 その時点ですでに「まさか!」でしたが、挨拶の途中で『HAVE A NICE DAY』のイントロが流れ出し、サーッと幕が開き始めます。

 その幕が開き切る前に舞台端左右から現れた、ジョニィさんと、リーダー同様にノージャケのアキさん。
 歌い出しに合わせて、まさかの、ミュージカル調のダンスが始まりました!!

 そしてさらに、まさかの黒子が現れ、ノージャケのリーダーにジャケットを手渡します。
 舞台上に次々と現れる残りのメンバー四人。
 現れ方はもちろん、颯爽と、ミュージカル調の足取り。

 「お気に入りのジャケット羽織り」の歌詞に合わせて、自分でジャケットを着る元気さんと、他のメンバーからジャケットを着せられるアキさん。

 全員がびしっといつものスーツ姿になったところで、Bメロ(「Everywhere〜」)。
 なんとBメロでは、ワンフレーズごとに、七人が思い思いに、めっちゃ良い表情でキメポーズを披露していく。

 その顔は、笑顔だったり、キメ顔だったり、ドヤ顔だったり様々。とにかく、普段の無表情とはかけ離れた、全開の良い表情。
 ポージングもまた、カッコイイというよりは、80年代の香り漂う、なんかちょっと間抜けなものや、ひょうきんなものばかり。

 極めつけに、MVでもお馴染み、七人で口を揃えた「今日はHAVE A NICE DAY!」宣言。

 なんじゃこりゃ!!!!!

 もう、のっけから度肝を抜かれる、「まさか!」のオンパレード。
 新曲たちのライブバージョンの振付がどんな風になったのか、心の底から期待していましたが、見事なまでに、予想の遥か上を棒高跳びで大幅に飛び越えて行ってくれました。

 そもそも、一曲目に『HAVE A NICE DAY』を持って来るとは思ってなかった…。
 異質な曲なので、セトリ上、他の曲の間に混ぜ込むのは難しいだろうなぁとは思っていましたが、だからと言って、初っ端とは。

 とにかく、いきなり、ひっくり返りそうになるほど面白くて、これから2時間どうなるのかと思った。

 何これ、『HAVE A NICE DAY』だけでこんなに語ってる。

 まだ1曲目だけど、これが観られただけで、もう60%ぐらいは満足度が溜まってる。
 それぐらい素晴らしい、ライブバージョンでした。

−−−

 ライブの間中、視線の9割方はアキさんを追ってしまい、せっかく七人なのに全体像を観づらいのが、推しメンのいる辛さですね。

 続いて、『BLUE BOUNDARY』は、これもまさか、でした。2曲目に放り込んでくるとは。

 3曲目『WORLD ORDER』。
 この曲が、去年のライブでは短調アレンジになっていて、なんだかとても物悲しかったのですが、今回は長調で、尚且つより壮大なアレンジ。
 まるで、『2012』のような印象でさえありました。

 てゆーか、LED壁が明るい明るい。
 めっちゃくちゃ、目が痛いぐらいに明るい。
 本当に綺麗で鮮明で、すげぇなあと感心しきりでした。

 しかし、見つめ過ぎと強烈な光のおかげで、終演後は目がバッサバサに乾いてました。
 もう全ッ然、泣いてる場合じゃないドライアイ。

−−−

 書きたいことは山ほどあって、とてもじゃないけどまとめ切れないので、ばっさり飛ばして、問題のラスト2曲へ行きます。

 今回のライブの音楽アレンジは、ピアノアレンジが中心で、全体的には去年のアレンジに近しい、不思議な抽象的なイメージ。
 まさに、「『MOTHER2』のやり過ぎです」感満載。(←わかりにくい)

 だからこそ、初日はちょっと首を傾げながら観ていました。
 去年のアレンジに似ていて、正直なところ、あんまり変わり映えがしないような気がしたのです。

 ただ、去年よりも明るい曲調なことが多く、似ているようで、やっぱり違う。
 そんな不安定な感じでラスト2曲になりました。

 そして、『MACHINE CIVILIZATION』。

 まさか、と思いました。
 そう、まるで去年の短調アレンジと対になっているかのような、それをありありと感じさせる長調アレンジ。

 『MACHINE CIVILIZATION』の、元来の、力強さ。
 手放しに希望を信じさせてくれる曲調。

 私は、ようやく気付きました。
 ああ、このライブは、去年から一年越しでストーリーが繋がっていたのだ、と。

 去年が闇なら、今年が光。

 2014年。
 ノイズにまみれた闇の中で探していて、その向こうにようやく見えていた、おぼろげな光。

 2015年。
 やっとの思いで、一年かけて、七人と私たち観客は、その光に辿り着いた。
 それがラストの、『PERMANENT REVOLUTION』だったのです。

 そのことに気付いた直後に、『PERMANENT REVOLUTION』のイントロの女性コーラスが聴こえてきて、その瞬間、本気で震えが来ました。

 一気に呼吸が浅くなって、涙腺がビリビリしました。
 実際には、LED壁にやられた目は乾き過ぎてて、涙なんて出せませんでしたが。

 そういえば、『PERMANENT REVOLUTION』がまだ残っていた、という心憎さに、なんだか悔しささえ覚えました。
 本当に、素晴らしい展開だった。驚いた。


 このことに、公演初日に気付けたことは、大きな収穫でした。
 おかげで、2日目は最初から、心して「一対のライブの後半」を楽しむことができました。

 今回のライブで、『PERMANENT REVOLUTION』がさらに好きになりました。
 初日に受けた、ラストの衝撃が忘れられない。
 あの女性コーラスと、ピアノのイントロが聴こえてきた時のあの鳥肌はすごかった。

 素晴らしいところのたくさんある公演ですが、曲としてのMVPを挙げるなら、間違いなく『PERMANENT REVOLUTION』。…か、もしくは『HAVE A NICE DAY』です。

 …うーん、「掴みはOK」と「終わり良ければ全て良し」を見事に体現してますね。

−−−

 それにしても、初日と2日目で、あんなにもクオリティの違いがあるとは。

 2日目が開演するまでの、たった数時間ですよ。
 その時間だけで、あれだけのブラッシュアップをして来るなんて、メンバーもスタッフも皆さん、ポテンシャルが高すぎる。さすがはプロ。

 このライブをあと一回、しかもフィナーレを観ることができるなんて、本当に幸せです。
 千秋楽、超期待しています!!

 どうか、大阪公演、名古屋公演も、怪我なく無事に駆け抜けられますように。

【2014/12/09】Skyrocket Company @ TOKYO FM 渋谷スペイン坂スタジオ。

 人生初のラジオ公開生放送の見学に行ってきました。
 こちらはUstream配信もされていたので、ラジオとはいえ、映像をご覧になった方もいらっしゃるんですかね。

 観覧に際しての整理券配布がないということで、どの程度早く行けばいいのかよくわからなかったのですが、とりあえず、番組開始の30分前(16時半)に到着。

 すでに、正面スペースの片側半分以上が埋まってしまっていたので、その逆サイドの、かろうじて最前列が空いていたところに滑り込みました。セーフ!

 …ただ、どうもこちら側には、普段からのこの番組のリスナーさん(通称:社員さん)たちが集まっていらっしゃったらしく、アウェー感がすごかった。

 まあ、しょうがないですね。
 一番早くから到着されていたファンの方々は、どうやら午前中からいらっしゃったそうなので…。びっくりした!

 さて。
 実際にWORLD ORDERが番組内に登場するのは、18時10分。

 放送開始前のスタジオのガラス面には、今のところロールカーテンが閉められていて、果たして自分の位置取りがどういう状態になるのかがさっぱり読めない。
 不勉強な一見さんで本当に、リスナーさんたちには申し訳ない気持ちになりました。

 …気持ちになっただけで、最前列を退く気はないけどね。

−−−

 放送開始直前に、スタッフさんから観覧に当たっての諸注意。

 撮影・録音禁止。
 出待ち禁止。

 まあ、ファン的に大きなところは以上2点ですかね。
 ルールとマナーは守りましょう。
 はーい。

 ロールカーテンが開くと、私の目の前の席に、MC(本部長)のマンボウやしろさんが座りました。
 その向かいに秘書さん、秘書さんのお隣にADさん(?)。

 私の近くにいたリスナーさんの話をこっそり耳にした限りだと、ゲストコーナーになると、秘書さんが本部長のお隣に移動して来て、ADさんが撤退した場所がゲスト席になる模様。
 なるほど。

 どうやら私のいるこの位置取りだと、ゲスト席の正面から見られるけれど、距離は一番遠い側、ということになるようです。
 でも、こぢんまりとしたスタジオですから、さほど遠いとは感じませんけれども。


 17時になり放送開始。
 MC席に向けて置かれたモニターに、時間とオンエア進行のキューがずらっと並んで表示されているのが見えます。

 原稿に赤ペンで書き込みがされたものがスタジオ内とスタッフブースの間を行き交い、同時にタブレットでリスナーからのweb投稿を見つつ、番組が進められていきます。

 時間をやりくりして、メッセージを読む数を決めたり、トークを拡げたり縮めたり。
 もう長いことやってらっしゃるからこその余裕があって、それでも油断はできない、という空気がきちんと張りつめている、あの感じ。

 やっぱり、こういう現場のお仕事って素敵だなあ…。

−−−

 いよいよ、18時10分。
 WORLD ORDERの登場です!

 きやーっとファンから歓声と拍手が勝手に上がり、本部長は「打ち合わせもしてないのにありがとうございます!」とお喜び。

 うん、WORLD ORDERファンは、そういうところ冴えてるよ。
 何しろ、普段露出が少なくて、歓声や拍手のやり場に飢えてるからね!(笑)

 早速、メンバーの自己紹介(各自で氏名を名乗っただけ)。

 座席ポジションは、前列にまーさん・リーダー・ユースケさん。
 後列にジョニィさん・うっちーさん・アキさん・とみぞーさん。

 ユースケさんととみぞーさんが観客側です。 
 前列はマイクが3つテーブルに置かれていて、後列は二つのハンドマイクを順番に使います。

 自己紹介は、本当にあっさりと名乗っただけだったんですが、とみぞーさんの差し出したマイクがアキさんの顔をどつくというハプニングがあり、思わず笑ってしまいました。

 これで、「果たして、放送内で全員が喋れるのか??!」という懸案事項はクリアですね。
 名乗っただけだけど。


 とりあえず、初っ端から元気さんが、「渋谷駅からスーツでWORLD ORDERウォーキングで来たから、目立ってしょうがなかった」などと大嘘をしれっとのたまい、本部長が首を傾げつつも信じてしまうという掴み。

 「いや、来てないですよ、元気さん」

 本日のツッコミ役は、ユースケさんに決定。

 少し前は、まーさんがツッコミ役だったのに、いつのまにか無茶振り・イジられ専門になってしまって、ツッコミ役はユースケさんに。

 引き続き、メンバーの集まった経緯を尋ねられたリーダーが、「新橋界隈でダンスのできそうなサラリーマンを集めた」と言うのを「一応ツッコみますけど、違いますからね」と諌めるユースケさん。

 本部長にまで、「もう、森澤さんに(ツッコミは)お任せしていいですか??!」と言われる始末。
 ユースケさんのツッコミは、シンプルながらも安定してますからね(笑)。

−−−

 トーク間の曲紹介で、新アルバムから『HAVE A NICE DAY』が流れた時。
 聴いていて、そういえば「ガラス越しに君微笑む」って歌詞だったなぁと、やけに切ない。
 スペイン坂スタジオ。見事なガラス越しの微笑みですよ。

 ところで、前3人は本部長との会話に専念してるけど、後ろ4人の自由さがたまらん…。
 何やら4人がサンプルのCDを見せびらかしたり、ライブのチラシを広げたりと、トークと関係ないタイミングでわさわさするたびに、ニヤついちゃってしょうがない。

 そして、できることなら、曲流し中のスタジオ内の会話を聞きたかった…!
 こればっかりは、現地でもやっぱり聞くことはできなくて(現地のスピーカーから聞こえるのは、ラジオ放送通りの音声なので)、話している姿が視認できる分、逆に内容が気になって気になって仕方がなかったです。
 もしも読唇術ができたなら、と、本気で考えたものです。

 …それにしても、アキさん、いちいち態度が可愛過ぎるだろう。
 照れ笑いして、頭を掻く素振りとか!!

 アキさんが、例の「自分ちの押し入れにでっかいスピーカーが眠ってる」って話の導入部分で、確実に、ユースケさんの苗字が一瞬思い出せなかっただろう間が空いて、思わず自分で自分に笑ってしまう様子が面白くてしょうがなかったです。

−−−

 ちょうど、メンバーさんに一番近い辺りにいた観覧客の皆さまが、スケッチブックに書いたメッセージを見せたりしてやり取りされていて、それをアキさんが一番気にして見てくれて、ちょいちょい反応を示してくれてるのが印象的でした。

 あと、うっちーさんが本部長と話す時、一生懸命、ちゃんと本部長に身体ごと向けて話そうとしてるのが素敵すぎるなーと思いました。

 七人とも、何を話すにも、終始ひたすらニコニコしてて、本当にこのメンバーで活動していることが楽しいんだろうなぁ、というのが伝わってくる、素晴らしい番組出演でした。

−−−

 直接この目で見た回数が増えれば増えるほど、映像を観た時にも、“厚み”を感じられるようになっていく。

 二次元を観ているはずなのに、立体感を目が認識してくれる、と言うか。
 …うまく言えないけれど、とにかく、今まで観ていた映像と同じものを観ているのに、不思議と、厚みが違って見える。


 “絵に描いた餅”は絵に過ぎないのだけれど、「餅」という物体がどういうものなのか、実物を知っているのと知らないのとでは、絵を見た時に受け取る情報量が全く違うと思うんですよ。

 餅を見たこともない人には、それは単なるペラペラな絵だけれど、餅が大好物な人にとっては、その絵は、好きなものをありありと想起させるものなわけです。

 形とか、手触りとか、温度とか、匂いとか。
 実物について知っていることが多ければ多いほど、絵や映像から受け取れる情報も増えていく。

 それは、なんだかくすぐったくて、幸せなこと。
【2014/10/19】YouTube FanFest Japan 2014。

【2014/10/19】YouTube FanFest Japan 2014。

 YouTube FanFest Japan 2014、最高に楽しかったです!
 司会のクリス・ペプラー氏がまた愉快痛快で、めっちゃ良かった(笑)。

 WORLD ORDERは、まさかの大トリ!
 アーカイブ映像はこちら

 これまでの流れから考えて、2〜3曲のセットリストだろうと思いつつ、どういう構成になるのかワクワク。
 …と思っていたら、暗転して流れ出した『THE HISTORY OF VOICE』と、いつも通りのWORLD ORDERブルーの照明。

 先駆けに現れたのは、またしてもアキさん。

 …相変わらず、容赦ない入場順です。
 緊張しいで、舞台袖で脚をガクガク震わせてるようなひと(そうは見えないけど)が先駆け。
 これはもう、お約束ってやつですかね。

 ウォーキングとその応用のみで表現されるこの曲も、これまで観たことのない動きもたくさん織り交ぜられていて、進化し続けていることに感動しました。

 アーカイブ観直してたら、ばったり倒れたとみぞーをまーさんが引き起こす一連の流れが素晴らしくて悶えた。
 『IMPERIALISM』のライブバージョンでもこの二人のコンビネーションはカッコいいけど、やっぱりいいなあ。

 続いて、『MACHINE CIVILIZATION』。
 ほんっとに、この曲が聴けて、観られて良かった。
 呼吸を忘れかけて、泣くかと思った。
 なんだか、こんなにも人間臭く感じられる『MACHINE〜』は今までで初めてで、心臓がキリキリした。

 この曲は、元から、“機械化社会の歯車=人間”を歌ったものだけれど、初期のMVの頃は、本当に機械みたいで、カチカチと機械仕掛けの音が聞こえてきそうなパフォーマンスだった。
 それが、どんどんどんどん洗練されていって。

 今日は曲のビート音が、脈動する背景映像と相まって、まるで心臓の鼓動の音に聞こえて、機械ではなく、“人間を”踊っている、ということが、痛いほど伝わってきた。

 中盤初めの、ユースケさん・うっちー・アキさんがタットをする場面も、分断して見えていたアキさんの動作が、ちゃんとうっちーから繋がるように変化していた。

 もう定番の曲だし、固定された振付になっているのかと思っていたけれど、未だにより良いものへと改められている。
 その事実に驚いて、衝撃を受けた。

 そして最後は、『FIND THE LIGHT』。
 イベントならではのコラボ企画で、リーダーの代わりに、財部亮治さんがボーカルを取りました。

 パフォーマンス終了後、胸ポケットのチーフで汗を拭いてしまうジョニィさん。
 汗だくの様子でそれを見せられて、「えぇ〜?」的な苦笑いを浮かべたアキさんに笑った。

 うん、あのチーフは、使っちゃっていいもんなの??(笑)
 …まあ、ハンカチなんだし、いいのか。

−−−

 それにしても……こうしてアーカイブ映像を観ていると、アキさんへの黄色い歓声がすげぇなー…と。
 一緒に行ったお友達が隣で私を見ていた結果、羞恥で赤面して逃げ出したくなるようなことを散々言われましたが、いいの。本当のことだもの、と開き直ってみる。

 後から思い返して感じるのは、YouTube FanFest Japanの時のアキさんは、本当に楽しそうだったなあ…ということ。
 表情とか、態度とか、ものすごく生き生きしてた。

 そのアキさんですが、このイベントの興奮も醒めやらぬ夜更けに、いつも通りの月曜diaryを更新。
 イベントについての緊張やら楽しさやらにも言及してはいたのですが…

 それより何より、白髪染めをしながら髪の毛で遊んでいる35歳のアホなキメ顔変顔の自撮り写真が無駄にカッコいいと、ネット上のファンたちを騒然とさせました。

 私は、アキさんは前髪を下ろしているほうが好きなので、リーゼント自体には別段ときめかなかったのですが(むしろ、何やってんのこのひと…と思いました。大好きです)、確かに、無駄に似合っててカッコイイんですよ、これが。

 しかし、腕のタトゥーも含めて引きで見ると、すげぇ悪い感じのひとに見えますね…?
 普通にその辺にいたら、絶対に近づかない。

 そんな深夜のファンたちの間で、飛び交う言葉はただ一つ。

 「落ち着け、あれは単に白髪染めしてる中年男性の写真なんだ!」

 爆笑。

 フェスの開催前に行われた、レッドカーペットイベントの時に、アキさんのちょっと短くさっぱりした髪の毛に気付いて、いつも通りのセルフ散髪なんだろうなぁとニヤついたけど。
 …まさか、ついでに白髪染めで大はしゃぎしてたとは思いもよらなかった(笑)。

 diaryでは、アキさんも足が疲れたとのことで、そりゃそうだよね、と思いました。

 14時のレッドカーペット前から衣裳に着替えて、それきりたぶんずーっと、スーツ+ビジネスシューズだったわけよね…?
 たとえ我々観客のように立ちっぱなしじゃなかったとしても、かなりキツかったことでしょう。

−−−

 余談ですが、フェスで初めて知った、Wrecking Crew OrchestraとHIFANAがカッコ良すぎました。
 アーカイブ映像、めっちゃリピートしてます。

 こうやって、知らなかったアーティストさんを知れたことも含め、このイベントに参加できて、本当に良かったです。
【2014/07/17】新宿パークタワー20周年Premium Stage。

【2014/07/17】新宿パークタワー20周年Premium Stage。

 新宿パークタワー20周年記念イベント、二日目!

 前から三列目で観られたっ。
 ミラーハリアーのイベントより、めっちゃ近かった!

 『2012』で、アキさんまさかの振り間違い(たぶんカウントミス)。弘法も筆の誤りってやつか。
 「大丈夫大丈夫」って叫びたくなったから、心の中で叫んでた。

 でもって、『PERMANENT REVOLUTION〜FIND THE LIGHT』の時、口元が密かに笑ってるのも目撃した。
 ノってくると思わず笑っちゃうのは相変わらずなんだなあ。
【2014/06/28-29】WORLD ORDER FAN TOUR 2014 in 越後湯沢 : 1号車バスガイドさん篇。

【2014/06/28-29】WORLD ORDER FAN TOUR 2014 in 越後湯沢 : 1号車バスガイドさん篇。

 一日目。
 1号車がゆるゆると東京駅を発ち、ガイドさんが第一声のご挨拶をします。

 道中のSAなどで、観光バスは同じ会社のものも含めてたくさんあるため、目印に猿の人形をぶら下げています、とのこと。

 黄色くて、両手足が必要以上に長い猿。
 ある男性ファンの方の一声で、その猿は私たちの間では通称「うっちー」ということになりました。

 おそらく元々の名前はちゃんと付いているであろう猿。
 ガイドさんは「うっちー」が誰なのかよくわかっていない様子ながらも、その猿が一泊二日の間だけ「うっちー」であることを快諾してくれました。

 新潟に着くまでの間、マイクを使ったファンの話、WORLD ORDERのCD、DVDが常に車内を満たしていたため、ガイドさんも多少はWORLD ORDERについて認識できたようで、ホテル到着前のお言葉では、

 「初めてちゃんと聴いたんですが、いい曲ですね。ダンスも見入ってしまいますし。なんだか私、少しずつハマってきている気がいたします」

 とコメントし、ファンたち歓声をあげつつ拍手。
 「うっちーはどうでしたか?」との問いかけに、「うっち…あ、失礼しました、内山さん、素敵ですね」と、思わずつられてあだ名で呼びそうになったのを謝りつつ、返答。

 その、うっちーについて尋ねられて答える時の表情の苦笑いぶりが、まさしく、“うっちーを初めて見た人”の反応そのもので、ファンたち笑いながらさらに大きな拍手。

 この瞬間、ガイドさんは、見事、1号車のファンたちの心をがっちり掴んだのでした。

−−−

 二日目。

 運動会の会場へと向かうべく、再び1号車に乗り込んだ私たち。
 昨日と変わらない笑顔で迎えてくれる、ガイドさん。

 バスが走り出すと、さっそく、ガイドさんが一言。

 「皆様、目印のこの子、覚えていてくださってますか?」

 (うっちー!)

 「そうですね、うっちーです。昨日は私、眼鏡をかけさせるのを忘れておりました。うっちーといえば、眼鏡がなくてはいけませんよね」

 そう言いつつ見せてくれた、黄色いお猿の顔には、眼鏡とは表現し難い、マスク・オブ・ゾロのような、ヤッターマンのような、黒いゴーグルのようなものが…。

 このお猿、いろいろと小物があるみたいなので(実際、雨模様だったツアー中、小さなビニール傘も付属していました)、ゴーグル?も用意があったのかもしれません。

 …どういう経緯で準備してくださったのかはよくわかりませんが、意気込みはものすごい伝わるアイテム。
 お猿を“うっちー”として存在させてくれるために、わざわざ…本当にありがたいことです。

 さらにガイドさんが言いました。

 「私、すっかりWORLD ORDERが気に入ってしまいまして、昨日の夜、何曲かダウンロードして聴き込んでいます。動画も観て…後輩(たぶん、2号車のガイドさん)に横から『先輩、ハマり過ぎです』って言われたりして」

 ファンたち、大喝采。
 お気に入りの曲は、「やっぱり、最初に聴いた『WORLD ORDER』ですね」とのこと。

 …本当に、この話を聞いた時は、感動すら覚えました。

 ガイドさんは、このイベントのご案内は“お仕事”なわけですし、特に興味がないままでビジネスライクにこなそうと思えば、いくらでもこなせるはずです。
 ファン側も、別にガイドさんがWORLD ORDERファンじゃなくても構わないし、彼らについて全然知らなくたって、「そういうもんだよね」と思えるはず。

 それなのに、わざわざ自腹で曲をダウンロードして、貴重な自由時間をWORLD ORDERの音楽や映像を見聞きするために費やしてくれたガイドさん。

 「推しメンは誰ですか?」との声に、「私は、そうですね…上(ジョウ)さん?…上西さん?がいいなあと…うっちーですか?うっちーもいいんですが、でもうーん…やっぱりジョニィさんが…」と、ニコニコしながら真剣に答えてくれるガイドさん。

 うぅぅ、感涙。
 すでに、無意識のうちにあだ名で呼んでしまってるレベルのハマりぶり。

−−−

 さて、そんなこんなで、運動会が終了し、帰りのバスに乗り込みます。

 お見送りで手を振ってくれるメンバーの様子に、「さあ皆様、これで最後の最後ですよー。全力で手を振っていきましょう」と、後押しの声を掛けるガイドさん。

 もう、ファンたち全力全開。
 

 「…皆様、お疲れ様でした。実は、私たちも2階のところから運動会を見させていただいていたのですけれども」

 と、話し出すガイドさん。
 運動会といえば、閉会の挨拶の時の“うっちーの涙”がハイライトですが。

 「最後のうっちーの挨拶は感動的でしたね…私も、皆様の後ろで一緒にボロボロ泣いてしまいまして…後輩から、『先輩、ハマり過ぎです』と言われつつ、もう私も、皆様の輪の中に一緒に参加させていただいてもいいんじゃないかと思えてきまして…」

 ファンたちといえば、どよめきを通り越して、驚愕でしばらく誰も何も言えずに彼女を見つめるばかり。

 「来年のファンツアーは、私も皆様側のお席に座っているかもしれませんので、その時は、どうか温かく見守ってやってください」

 少し照れ臭そうに、でも相変わらずのニコニコ笑顔でそう語るガイドさん。

 が、ガイドさぁぁぁぁん!!!!!

−−−

 いよいよ東京駅に着く直前。
 ガイドさんは最後の挨拶と共に、私たちに歌をプレゼントしてくれました。

 きっと、“歌のプレゼント”は、観光バスには付き物で、ガイドさん的には慣れっこなのかもしれませんが、今回は、『WORLD ORDER』のサビという、あんまりアカペラには向かない曲でした。

 歌いにくそうに、それでも一生懸命歌いきってくれました。


 最高の笑顔で、最高の態度で、1号車の中に最高の連帯感をもたらしてくれた、ガイドさん。
 このファンツアーがこんなにも素晴らしかった要因の一部には、確実に彼女の存在があります。

 接客・サービス業は、『相手の立場を考え、相手の気持ちを思いやって行動すること』という基本中の基本が、正しく実践できている、素晴らしい人だと思いました。

 それも、彼女自身も楽しそう(少なくとも、私にはそう見えました)で、無理矢理やらされている様子は一切感じさせない姿勢。
 同じサービス業に従事する以上は、彼女のような人を見習わなくてはならないんだなあと痛感しました。


 素敵な素敵なガイドさん。

 本当に、お世話になりました。
 ありがとうございました。

 今度は、ファン側の座席で一緒にいられたら嬉しいなあ。
【2014/06/28-29】WORLD ORDER FAN TOUR 2014 in 越後湯沢 : 補足篇。

【2014/06/28-29】WORLD ORDER FAN TOUR 2014 in 越後湯沢 : 補足篇。

 本篇で書ききれなかった諸々についての、補足レポートです。

−−−

 一日目夜の宴会にて。

 翌日の運動会で競技には参加しないことが確定している元気さんは、もはや安心しきった様子で、一人ガンガン呑みまくり、いつも通りの酔っ払いぶり。

 「あと一曲出来上がったら、アルバムにしていこうと思ってます」

 「夏以降に、この間のライブ(全国ツアー)のDVDを出す予定です。メンバーそれぞれにファンがついてくださってるので、個々に密着したロードムービー的な感じにするつもり」

 …などと、ポロポロポロポロ、こぼれ話をするリーダー。

 「ね?」と話を振られたまーさんは、「あの…、これは、どこまで話していいんですか…??」と困惑。

 そんなメンバーの反応に、あっけらかんとした笑顔を向ける元気さん。
 会場内の空気は凍り気味でした。

 果たして、どこまでこちらが聞いてOKな話なのかがわからず、ファン一同ハラハラしてしまい、素直に情報に対する喜びが示せない!

 あれやこれやと迂闊に口を滑らせては、ふにゃふにゃとメンバーに絡んで、茶々を入れまくる酔っ払いリーダーをようやく取り押さえたユースケさんが、苦笑しながら一喝。

 「お酒呑んでたら何やっても許されるわけじゃないんですよ!」

 尤もだ。

 今回のツアーイベントの間中、ユースケさんの身体を張ったギャグとしゃべりの冴えっぷりは凄まじかった。
 なんだか、ユースケさんととみぞーさんの話芸は、どんどん洗練されていく。
 何事も開き直りって大事。

−−−

 宴会中、とみぞーさんの誕生日が近かったことに掛け、1〜2日以内に誕生日を迎える(迎えた)ファンの方を交えて、みんなで『HAPPY BIRTHDAY』を歌うことに。

 全部で、女性3人、男性1人(この方はとみぞーさんと同じ誕生日!)。

 「じゃあ、歌のリードは…アッキー!」というリーダーの無茶振りで、アキさんが「えっ?!…あの、最初ってどうでしたっけ??」と動揺しながらも、意外としっかり歌い出す。

 なので、ファンのみなさんも意外とさっくり乗っかって歌いました。

 これで、アキさんのリードがメタメタだったりしたら、それはそれで、別の盛り上がりになってただろうに(でも、きっとそれは元気さんの思うつぼ)。

 そうはさせん。
 主役は、とみぞーさんと4人のみなさんですもんね。
 みなさん、おめでとうございました!

−−−

 アキさんと言えば、運動会でTシャツ姿を間近に見た時わかったのですが。

 く、首の後ろにもタトゥーが入っている…!
 スーツの時は襟で全く見えない位置に、まさかのタトゥー。

 わわ、わわわ…。
 あかん、左耳後ろの星以上の破壊力だった…。
 
 “いつもは見えないものが見えた瞬間”という現象が持つ色気を強く感じるのは、人間に太古の昔から受け継がれている衝動だと思うんだよなー。

 もちろん、普段、画像や動画で見かける左腕や胸元(どちらもTシャツの端っこからちらっと見える程度)、右足に入ってるやつ(ハーフパンツだったので、これは常に見えてた)も、こっそりと、しかし、じーっと見つめてまいりました。
 きっと、みんなそうだったんだろう…そうだろう…?

 ちなみに、テーブルトークの時に他の方が尋ねたところ、さすがに左耳後ろの星は、自分では入れていないそうです。

 そうだよね、やっぱり。
 あの位置はさすがに自分じゃ無理だよね…。

 他にも、頼んで入れてもらったものがあるとのことで。
 どれがアキさん作で、どれが入れてもらったやつなのか、知りたくなっちゃったじゃん。

 少なくとも、首の後ろのやつは自作じゃないよね。
 まままさか、背中にも……入っていたりするのか…?

−−−

 そういえば、アキさんは運動会の間中、ほとんどずーっと、赤組の女子に囲まれっぱなしでしたねぇ…。
 帰りのバス内にて、イベントの感想を言ってた方の中で、「特に推しメンはいなかったけど、今回ですっかりアキさんにやられた」って意見がどれだけ多かったことか!

 こうして、アキさんを囲む人垣は増えて行く。


 それはそうと、大縄跳びの時のアキさんの縄の回し方…というか、縄との回り方…というか…。
 小柄な身体で一生懸命大きく回そうとして、縄に振り回されてる、ものすごく残念な感じの回し方。

 あれは面白かった。
 なんか、ピンポン玉リレーといい大縄といい、ダンスやサッカーができるひとも、運動が苦手ってこと、あるんだなぁ…。
 身体の使い方は、それぞれの技能で別問題なのか。

−−−

 一泊二日の間、仲良くなった方から、まだ私の知らない様々な情報を教えてもらったのですが、最後に、その情報たちの中で、一番衝撃的だった話。

 アキさんちは、持ちアパートだった…!

 とにかく古くてボロくて冬寒いアパートとのこと(2013年のファンツアーのテーブルトークにてご本人談だそう)。

 …うん。
 薄々、そんな気はしてた。

 だって、壁もふすまもラクガキだらけだわ、しょっちゅう屋上に自由に出入りしてるわ。
 そんなアパート、賃貸じゃ普通はありえないよね…。

−−−

 たくさん話しをして、一緒に戦って、すっかり仲良くなったファンの方たちの、ほとんど誰とも名前を名乗り合わなかった。

 名前も経歴も肩書も一切関係無く、ただ、WORLD ORDERが好きだというだけで、その場にいることを受け入れてもらえる。

 何かのファンって、そういうことなんだなぁと実感しました。

 メンバーの皆さん、ファンの皆さん、スタッフの皆さん。
 本当に、本当に、素晴らしい思い出をありがとう。


 スタッフさんといえば、私がお世話になった1号車のバスガイドさんも、最高に素敵だった。
 彼女の姿には、接客業に従事する者として見習うべき輝きがありました。

 …というわけで、【ガイドさん篇】につづく!
【2014/06/29】WORLD ORDER FAN TOUR 2014 in 越後湯沢 : 2日目。

【2014/06/29】WORLD ORDER FAN TOUR 2014 in 越後湯沢 : 2日目。

 二日目。

 朝6時に起きたら、窓の外に広がる山に靄がかかっていて、空にも雲が広がっていて、だけど、その切れ間からはうっすらと青空が見えていて。

 アキさんやうっちーが散歩でもしていそうな世界がそこにはありました。

 後からわかった話ですが、やっぱりうっちーはホテルの裏の山に登っていたそうです。
 この、うっちーのプチ登山が、まさか、あんなフィナーレに繋がろうとは……。

 今日も雨が降りそうだけれど、どのみち、体育館で全力の運動会ですよ。
 私は白組、ジョニィリーダーのチームです!

 白:ジョニィさん
 赤:アキさん
 青:ユースケさん
 緑:まーさん
 黄:うっちーさん
 水:とみぞーさん

 黒(総合監督):元気さん
 茶:スタッフさんたち

 メンバーもファンもスタッフさんもみんな、それぞれのチームカラーのTシャツで、一致団結して臨みます。
 このTシャツが、素材といい色味といい、そのまんま文化祭のクラスTシャツみたいでした。
 赤が、赤という名の濃いピンクなのもまたクラTっぽくて笑える。

 競技は4種目。

 ・玉入れ
 ・大縄跳び
 ・綱引き
 ・ピンポン玉リレー

 種目ごとに得点の規定があり、ついでに、総合監督の気まぐれでちょいちょいおまけ加点がある、不思議ルール。
 さっそく、準備運動のラジオ体操第一で、やたら熱心に体操していたうっちーさんへの評価で、2点加点。

 うん、がんばろう。

−−−

 玉入れは、籠が尋常じゃないほど高くて、私は全ッ然入りませんでした。
 しかも、その高さ故、籠から外れて降って来た玉が頭や背中に直撃すると、案外痛い。

 でも、挫けずとにかく投げまくる。

 試合開始前はあれこれ作戦を練ったりしたけれど、ジョニィさんが、「作戦を練るのも大事だけど、みんなで投げたほうが僕は楽しいと思います」と言ったので、みんなでとにかく投げ続けました。

 ジョニィさんは理系で頭がいい、という認識が強いので、緻密な作戦を自ら立てて提案していくタイプなのだと思ってしまっていたけれど、実際は、みんなの経験や意見を静かに聞き、それを整理してもう一度みんなに伝え、「最後には心の強さ(最後まで諦めない気持ち、絶対勝つという気持ち)が勝つんです」、と諭すような人でした。

 計算や作戦だけではなく、土壇場で前に出て行動できる心の強さ。

 それは、試合に勝つたびに“勝利の舞”や“喜びの舞”を元気さんに無茶振りで要求され、その求めに必ず応え、何度目かでついに、「今のは面白かったから10点!」とおまけ加点をもぎ取ったジョニィさんの姿勢に現れているなぁと思いました。

 カッコイイぜ、ジョニィさん!

−−−

 綱引きはめっちゃ楽しかった。

 スタートから引き続けること、体勢を低くして後ろに突っ張ること、などなどのコツを頭に叩き込み、あとはとにかく勢いで負けないこと。

 気が付いたら、白組は対戦した全チームに圧倒的な勝利を収めておりました。

 それから、何が面白かったって、細身であまり力の強くないうっちーさんが、ほとんど『綱に引かれていた』こと。
 終盤になるともう、洗濯物か木の枝がぶら下がってるだけみたいな(暴言)……悲惨な有様でした(笑)。

−−−

 さて、ピンポン玉リレー!

 これはまあ、白組はボロ負けだったのですけれども、その他の見所満載の、ハイパー美味しい種目でした。

 アンカーが各チームリーダーなんですが、ユースケさんの冷静で落ち着いた態度、とみぞーさんの堅実な走り方、まーさんの高校生みたいな動きのコミカルさ、そして異常に速いうっちーさん。

 でも、それより何より、アキさんの信じられないぐらいのヨレヨレっぷりがたまらなかった…!

 ピンポン玉リレーは、スプーンにピンポン玉を載せて運ぶレースなので、雑に走ったり、動揺すればするほどスプーンを持つ手がブレて、ピンポン玉を落としやすいのですが。

 アキさんが、とにかく落とす。
 どんどん落とす。

 本人曰く、「手が震えてしまって…」とのことですが、もうほんとに、ありえないぐらい落とす。
 終いには、背筋を伸ばして走れてなかった。

 背中をほとんど90度丸めて、落とさないように必死なんだけど、やっぱり落っことして拾いにかかり、拾っては走り始めるけど、焦ってるからまたすぐに落とす!の繰り返し。

 普段、どれだけの緊張感を背負って舞台で踊ってるんですか?
 それでもあんなにカッコよく、ほとんどミスもしないでやり遂げてるじゃん!
 …って思うのに、チームの勝敗を背負って相手と戦うプレッシャーには全く勝てない。

 そもそも最初の種目の時から感じてたけれど、このひとには、闘争心ってやつがあるんだろうか…?
 玉入れの時も、結局、自分で投げ入れることより、床に散らばってる玉を掻き集めるという地味な役に徹してたし。

 最後に急遽、チームリーダーだけで3周するという、最終決戦が行われたのですが。

 1位のうっちーさんと1周以上の大差をつけられ、相変わらずのヨレヨレな状態のまま、ぶっちぎりの最下位でゴールしようとしたアキさんが、ゴールの2m手前らへんでピンポン玉を落として拾いにかかった時、元気さんに「アッキー、おじいちゃんみたいだなあ」とからかわれ、どうやらアキさんの開き直りスイッチが入ったらしく…。

 唐突にアキさんが寸劇モードになり、スローモーションで、転びかけつつも涙ながらにゴールをするおじいちゃんの演技。

 何それー??!

 あまりにも突然で、見守っていた全員が爆笑する、まさしく感動のゴールシーンでした。
 あのインパクトは凄まじかった。

 …でも、真面目な話、私はあれを見て、アキさんはやっぱり、本来は演技畑にいる(いたい?)ひとなんだなぁ、と思った。

−−−

 そんなこんなで紆余曲折あった結果、運動会はユースケさん率いる青組が優勝。
 ユースケさんは去年も優勝したそうなので、連覇達成ですね!
 あー、イケメンは、やはり何か持ってますねー(棒読み)。

 1位:青(ユースケさん)
 2位:緑(まーさん)
 3位:黄(うっちーさん)
 4位:水(とみぞーさん)
 5位:白(ジョニィさん)
 6位:赤(アキさん)

 とみぞーリーダーの、「安定を目指して、安定の4位だったんだから、それは実質的には優勝だと思います」は、名スピーチだと思った。

 ジョニィさんは悔しい悔しいと連呼して、絶対に来年はリベンジすると言っていて。
 どれだけ一生懸命、本気で運動会に取り組んでくれていたのかが伝わってきて、嬉しくてたまらなかった。

−−−

 運動会の後は、お弁当タイム(笹団子めっちゃ美味しかった!)を挟んで、WORLD ORDERによるダンス講習会。

 みんなで『WORLD ORDER』(タットバージョン)を踊ってみよう、という企画。
 時間の関係上、イントロ部分のウォーキングは割愛、1番のみ。

 まずは、ジョニぞーが壇上に立ち、サビ前までの通常振りの指導。
 やっぱりあんまり息は合ってないけど、なんだか楽しい二人組。

 他のメンバーは、ファンたちの列の間に点在してお手本を見せつつ、個別に対応。

 とみぞーさんがお手本を見せてくれつつ、それを真似しながら踊ってみる。
 でも、とみぞーさんを見ながら踊るから、みんなが同じ振付になってしまい、ジョニィさんが慌てて「好きなポーズで構わないから」と付け加える。


 それからサビ部分は、特別にタットバージョン。
 タットと言えば、もちろん、うっちーさんとユースケさんによるご指導です。

 うっちーさんのお手本を見ながら、ユースケさんの指導で習得していく。
 まさか、タットが教われるとは思っていなかったから、すっごく楽しかった。


 その後、サビの最後の部分、お馴染みの首の横振りの練習を経て、まーさんによる仕上げのご指導。

 まーさん、教えるのが上手。
 以前、テレビの『ABChanZoo』で指導シーンを見ていて思ったけれど。
 アドバイスが的確で、言葉もわかりやすく、明快。

−−−

 いよいよ閉会の時を迎え、7人による最後のご挨拶。

 壇上に7人が並び、元気さんの「もっと近くに集まりましょう」の一声で、ファンたちは壇の真下までわーっと集まる。

 「近い近い近いっ」と苦笑いしつつも、下がれとは言わないリーダー。
 スタッフさんも止めるに止められず、という様子で、そのまま、小学校の集会みたいな近さに集まって、ツアー終了のご挨拶開始。

 トップバッターのユースケさんが話し始めた直後、その事件は起こりました。
 なんと、うっちーさんが泣き出したのです!

 聞けば、今朝、ホテルの裏の山に登ってみた時、ふと、考えてしまったことがあるという。
 「もしも死ぬ時が来たら、今日の場面を走馬灯に見るだろうな」…と。

 うっちーさんがこのイベントを真剣に楽しんでくれて、宴会や運動会で笑顔いっぱいのみんなを心から嬉しく思ってくれているからこその、その発想。

 うっちぃぃぃぃぃ!!!!!
 もらい泣き者続出。
 
 ステージ上のメンバーたちは、こうやって改めて注目されるとやっぱり緊張する、と言いながらも、一日目最初の挨拶の時とは全く違う柔らかい笑顔を浮かべて、閉会の言葉を述べてくれました。

−−−

 全てのイベントが終了して、帰りのバスに乗り込むと、すでに撤収したと思っていたメンバーが、私服に着替えた状態で現れ、お見送りのサプライズ。

 走り出すバスの中から、全力で手を振る私たち。
 追いかけて歩きながら、思い切り手を振り返してくれるメンバー。

 7人のすっかり緊張の解れた優しい笑顔が最高に素敵で、胸が苦しくて仕方ない。

 ああ。みんな大好き。

−−−

 帰りのバスは、一旦、湯沢駅に寄って、現地集合組を降ろしてから東京方面へ向かうという。

 ゆるゆると走る道すがら、私はあるものを探していた。
 ……タカハシヤだ。

 メンバーも高速道路で来ているので、私たちと同じ道を通って来たはずなのに、ホテル周辺の道には見当たらない。

 じゃあ、一体、どこにあったのか?
 早めに着いて蕎麦屋でお昼を食べた、ということだったし、駅の近く??…などとモヤモヤ考えながら、流れていく湯沢駅前商店街の風景を見る。

 どこにも見当たらない。

 やがて、駅前のロータリーにバスが止まり、下車組が降りるのを待つ。

 ふと見渡した、ロータリー際に建ち並ぶお店。
 その中の一軒、色褪せ気味のオレンジ色の看板が目に飛び込んできた。

 タカハシヤだった。

 ここにあった。
 アキさん、やっと見つけたよ。