【2014/06/29】WORLD ORDER FAN TOUR 2014 in 越後湯沢 : 2日目。
二日目。
朝6時に起きたら、窓の外に広がる山に靄がかかっていて、空にも雲が広がっていて、だけど、その切れ間からはうっすらと青空が見えていて。
アキさんやうっちーが散歩でもしていそうな世界がそこにはありました。
後からわかった話ですが、やっぱりうっちーはホテルの裏の山に登っていたそうです。
この、うっちーのプチ登山が、まさか、あんなフィナーレに繋がろうとは……。
今日も雨が降りそうだけれど、どのみち、体育館で全力の運動会ですよ。
私は白組、ジョニィリーダーのチームです!
白:ジョニィさん
赤:アキさん
青:ユースケさん
緑:まーさん
黄:うっちーさん
水:とみぞーさん
黒(総合監督):元気さん
茶:スタッフさんたち
メンバーもファンもスタッフさんもみんな、それぞれのチームカラーのTシャツで、一致団結して臨みます。
このTシャツが、素材といい色味といい、そのまんま文化祭のクラスTシャツみたいでした。
赤が、赤という名の濃いピンクなのもまたクラTっぽくて笑える。
競技は4種目。
・玉入れ
・大縄跳び
・綱引き
・ピンポン玉リレー
種目ごとに得点の規定があり、ついでに、総合監督の気まぐれでちょいちょいおまけ加点がある、不思議ルール。
さっそく、準備運動のラジオ体操第一で、やたら熱心に体操していたうっちーさんへの評価で、2点加点。
うん、がんばろう。
−−−
玉入れは、籠が尋常じゃないほど高くて、私は全ッ然入りませんでした。
しかも、その高さ故、籠から外れて降って来た玉が頭や背中に直撃すると、案外痛い。
でも、挫けずとにかく投げまくる。
試合開始前はあれこれ作戦を練ったりしたけれど、ジョニィさんが、「作戦を練るのも大事だけど、みんなで投げたほうが僕は楽しいと思います」と言ったので、みんなでとにかく投げ続けました。
ジョニィさんは理系で頭がいい、という認識が強いので、緻密な作戦を自ら立てて提案していくタイプなのだと思ってしまっていたけれど、実際は、みんなの経験や意見を静かに聞き、それを整理してもう一度みんなに伝え、「最後には心の強さ(最後まで諦めない気持ち、絶対勝つという気持ち)が勝つんです」、と諭すような人でした。
計算や作戦だけではなく、土壇場で前に出て行動できる心の強さ。
それは、試合に勝つたびに“勝利の舞”や“喜びの舞”を元気さんに無茶振りで要求され、その求めに必ず応え、何度目かでついに、「今のは面白かったから10点!」とおまけ加点をもぎ取ったジョニィさんの姿勢に現れているなぁと思いました。
カッコイイぜ、ジョニィさん!
−−−
綱引きはめっちゃ楽しかった。
スタートから引き続けること、体勢を低くして後ろに突っ張ること、などなどのコツを頭に叩き込み、あとはとにかく勢いで負けないこと。
気が付いたら、白組は対戦した全チームに圧倒的な勝利を収めておりました。
それから、何が面白かったって、細身であまり力の強くないうっちーさんが、ほとんど『綱に引かれていた』こと。
終盤になるともう、洗濯物か木の枝がぶら下がってるだけみたいな(暴言)……悲惨な有様でした(笑)。
−−−
さて、ピンポン玉リレー!
これはまあ、白組はボロ負けだったのですけれども、その他の見所満載の、ハイパー美味しい種目でした。
アンカーが各チームリーダーなんですが、ユースケさんの冷静で落ち着いた態度、とみぞーさんの堅実な走り方、まーさんの高校生みたいな動きのコミカルさ、そして異常に速いうっちーさん。
でも、それより何より、アキさんの信じられないぐらいのヨレヨレっぷりがたまらなかった…!
ピンポン玉リレーは、スプーンにピンポン玉を載せて運ぶレースなので、雑に走ったり、動揺すればするほどスプーンを持つ手がブレて、ピンポン玉を落としやすいのですが。
アキさんが、とにかく落とす。
どんどん落とす。
本人曰く、「手が震えてしまって…」とのことですが、もうほんとに、ありえないぐらい落とす。
終いには、背筋を伸ばして走れてなかった。
背中をほとんど90度丸めて、落とさないように必死なんだけど、やっぱり落っことして拾いにかかり、拾っては走り始めるけど、焦ってるからまたすぐに落とす!の繰り返し。
普段、どれだけの緊張感を背負って舞台で踊ってるんですか?
それでもあんなにカッコよく、ほとんどミスもしないでやり遂げてるじゃん!
…って思うのに、チームの勝敗を背負って相手と戦うプレッシャーには全く勝てない。
そもそも最初の種目の時から感じてたけれど、このひとには、闘争心ってやつがあるんだろうか…?
玉入れの時も、結局、自分で投げ入れることより、床に散らばってる玉を掻き集めるという地味な役に徹してたし。
最後に急遽、チームリーダーだけで3周するという、最終決戦が行われたのですが。
1位のうっちーさんと1周以上の大差をつけられ、相変わらずのヨレヨレな状態のまま、ぶっちぎりの最下位でゴールしようとしたアキさんが、ゴールの2m手前らへんでピンポン玉を落として拾いにかかった時、元気さんに「アッキー、おじいちゃんみたいだなあ」とからかわれ、どうやらアキさんの開き直りスイッチが入ったらしく…。
唐突にアキさんが寸劇モードになり、スローモーションで、転びかけつつも涙ながらにゴールをするおじいちゃんの演技。
何それー??!
あまりにも突然で、見守っていた全員が爆笑する、まさしく感動のゴールシーンでした。
あのインパクトは凄まじかった。
…でも、真面目な話、私はあれを見て、アキさんはやっぱり、本来は演技畑にいる(いたい?)ひとなんだなぁ、と思った。
−−−
そんなこんなで紆余曲折あった結果、運動会はユースケさん率いる青組が優勝。
ユースケさんは去年も優勝したそうなので、連覇達成ですね!
あー、イケメンは、やはり何か持ってますねー(棒読み)。
1位:青(ユースケさん)
2位:緑(まーさん)
3位:黄(うっちーさん)
4位:水(とみぞーさん)
5位:白(ジョニィさん)
6位:赤(アキさん)
とみぞーリーダーの、「安定を目指して、安定の4位だったんだから、それは実質的には優勝だと思います」は、名スピーチだと思った。
ジョニィさんは悔しい悔しいと連呼して、絶対に来年はリベンジすると言っていて。
どれだけ一生懸命、本気で運動会に取り組んでくれていたのかが伝わってきて、嬉しくてたまらなかった。
−−−
運動会の後は、お弁当タイム(笹団子めっちゃ美味しかった!)を挟んで、WORLD ORDERによるダンス講習会。
みんなで『WORLD ORDER』(タットバージョン)を踊ってみよう、という企画。
時間の関係上、イントロ部分のウォーキングは割愛、1番のみ。
まずは、ジョニぞーが壇上に立ち、サビ前までの通常振りの指導。
やっぱりあんまり息は合ってないけど、なんだか楽しい二人組。
他のメンバーは、ファンたちの列の間に点在してお手本を見せつつ、個別に対応。
とみぞーさんがお手本を見せてくれつつ、それを真似しながら踊ってみる。
でも、とみぞーさんを見ながら踊るから、みんなが同じ振付になってしまい、ジョニィさんが慌てて「好きなポーズで構わないから」と付け加える。
それからサビ部分は、特別にタットバージョン。
タットと言えば、もちろん、うっちーさんとユースケさんによるご指導です。
うっちーさんのお手本を見ながら、ユースケさんの指導で習得していく。
まさか、タットが教われるとは思っていなかったから、すっごく楽しかった。
その後、サビの最後の部分、お馴染みの首の横振りの練習を経て、まーさんによる仕上げのご指導。
まーさん、教えるのが上手。
以前、テレビの『ABChanZoo』で指導シーンを見ていて思ったけれど。
アドバイスが的確で、言葉もわかりやすく、明快。
−−−
いよいよ閉会の時を迎え、7人による最後のご挨拶。
壇上に7人が並び、元気さんの「もっと近くに集まりましょう」の一声で、ファンたちは壇の真下までわーっと集まる。
「近い近い近いっ」と苦笑いしつつも、下がれとは言わないリーダー。
スタッフさんも止めるに止められず、という様子で、そのまま、小学校の集会みたいな近さに集まって、ツアー終了のご挨拶開始。
トップバッターのユースケさんが話し始めた直後、その事件は起こりました。
なんと、うっちーさんが泣き出したのです!
聞けば、今朝、ホテルの裏の山に登ってみた時、ふと、考えてしまったことがあるという。
「もしも死ぬ時が来たら、今日の場面を走馬灯に見るだろうな」…と。
うっちーさんがこのイベントを真剣に楽しんでくれて、宴会や運動会で笑顔いっぱいのみんなを心から嬉しく思ってくれているからこその、その発想。
うっちぃぃぃぃぃ!!!!!
もらい泣き者続出。
ステージ上のメンバーたちは、こうやって改めて注目されるとやっぱり緊張する、と言いながらも、一日目最初の挨拶の時とは全く違う柔らかい笑顔を浮かべて、閉会の言葉を述べてくれました。
−−−
全てのイベントが終了して、帰りのバスに乗り込むと、すでに撤収したと思っていたメンバーが、私服に着替えた状態で現れ、お見送りのサプライズ。
走り出すバスの中から、全力で手を振る私たち。
追いかけて歩きながら、思い切り手を振り返してくれるメンバー。
7人のすっかり緊張の解れた優しい笑顔が最高に素敵で、胸が苦しくて仕方ない。
ああ。みんな大好き。
−−−
帰りのバスは、一旦、湯沢駅に寄って、現地集合組を降ろしてから東京方面へ向かうという。
ゆるゆると走る道すがら、私はあるものを探していた。
……タカハシヤだ。
メンバーも高速道路で来ているので、私たちと同じ道を通って来たはずなのに、ホテル周辺の道には見当たらない。
じゃあ、一体、どこにあったのか?
早めに着いて蕎麦屋でお昼を食べた、ということだったし、駅の近く??…などとモヤモヤ考えながら、流れていく湯沢駅前商店街の風景を見る。
どこにも見当たらない。
やがて、駅前のロータリーにバスが止まり、下車組が降りるのを待つ。
ふと見渡した、ロータリー際に建ち並ぶお店。
その中の一軒、色褪せ気味のオレンジ色の看板が目に飛び込んできた。
タカハシヤだった。
ここにあった。
アキさん、やっと見つけたよ。
朝6時に起きたら、窓の外に広がる山に靄がかかっていて、空にも雲が広がっていて、だけど、その切れ間からはうっすらと青空が見えていて。
アキさんやうっちーが散歩でもしていそうな世界がそこにはありました。
後からわかった話ですが、やっぱりうっちーはホテルの裏の山に登っていたそうです。
この、うっちーのプチ登山が、まさか、あんなフィナーレに繋がろうとは……。
今日も雨が降りそうだけれど、どのみち、体育館で全力の運動会ですよ。
私は白組、ジョニィリーダーのチームです!
白:ジョニィさん
赤:アキさん
青:ユースケさん
緑:まーさん
黄:うっちーさん
水:とみぞーさん
黒(総合監督):元気さん
茶:スタッフさんたち
メンバーもファンもスタッフさんもみんな、それぞれのチームカラーのTシャツで、一致団結して臨みます。
このTシャツが、素材といい色味といい、そのまんま文化祭のクラスTシャツみたいでした。
赤が、赤という名の濃いピンクなのもまたクラTっぽくて笑える。
競技は4種目。
・玉入れ
・大縄跳び
・綱引き
・ピンポン玉リレー
種目ごとに得点の規定があり、ついでに、総合監督の気まぐれでちょいちょいおまけ加点がある、不思議ルール。
さっそく、準備運動のラジオ体操第一で、やたら熱心に体操していたうっちーさんへの評価で、2点加点。
うん、がんばろう。
−−−
玉入れは、籠が尋常じゃないほど高くて、私は全ッ然入りませんでした。
しかも、その高さ故、籠から外れて降って来た玉が頭や背中に直撃すると、案外痛い。
でも、挫けずとにかく投げまくる。
試合開始前はあれこれ作戦を練ったりしたけれど、ジョニィさんが、「作戦を練るのも大事だけど、みんなで投げたほうが僕は楽しいと思います」と言ったので、みんなでとにかく投げ続けました。
ジョニィさんは理系で頭がいい、という認識が強いので、緻密な作戦を自ら立てて提案していくタイプなのだと思ってしまっていたけれど、実際は、みんなの経験や意見を静かに聞き、それを整理してもう一度みんなに伝え、「最後には心の強さ(最後まで諦めない気持ち、絶対勝つという気持ち)が勝つんです」、と諭すような人でした。
計算や作戦だけではなく、土壇場で前に出て行動できる心の強さ。
それは、試合に勝つたびに“勝利の舞”や“喜びの舞”を元気さんに無茶振りで要求され、その求めに必ず応え、何度目かでついに、「今のは面白かったから10点!」とおまけ加点をもぎ取ったジョニィさんの姿勢に現れているなぁと思いました。
カッコイイぜ、ジョニィさん!
−−−
綱引きはめっちゃ楽しかった。
スタートから引き続けること、体勢を低くして後ろに突っ張ること、などなどのコツを頭に叩き込み、あとはとにかく勢いで負けないこと。
気が付いたら、白組は対戦した全チームに圧倒的な勝利を収めておりました。
それから、何が面白かったって、細身であまり力の強くないうっちーさんが、ほとんど『綱に引かれていた』こと。
終盤になるともう、洗濯物か木の枝がぶら下がってるだけみたいな(暴言)……悲惨な有様でした(笑)。
−−−
さて、ピンポン玉リレー!
これはまあ、白組はボロ負けだったのですけれども、その他の見所満載の、ハイパー美味しい種目でした。
アンカーが各チームリーダーなんですが、ユースケさんの冷静で落ち着いた態度、とみぞーさんの堅実な走り方、まーさんの高校生みたいな動きのコミカルさ、そして異常に速いうっちーさん。
でも、それより何より、アキさんの信じられないぐらいのヨレヨレっぷりがたまらなかった…!
ピンポン玉リレーは、スプーンにピンポン玉を載せて運ぶレースなので、雑に走ったり、動揺すればするほどスプーンを持つ手がブレて、ピンポン玉を落としやすいのですが。
アキさんが、とにかく落とす。
どんどん落とす。
本人曰く、「手が震えてしまって…」とのことですが、もうほんとに、ありえないぐらい落とす。
終いには、背筋を伸ばして走れてなかった。
背中をほとんど90度丸めて、落とさないように必死なんだけど、やっぱり落っことして拾いにかかり、拾っては走り始めるけど、焦ってるからまたすぐに落とす!の繰り返し。
普段、どれだけの緊張感を背負って舞台で踊ってるんですか?
それでもあんなにカッコよく、ほとんどミスもしないでやり遂げてるじゃん!
…って思うのに、チームの勝敗を背負って相手と戦うプレッシャーには全く勝てない。
そもそも最初の種目の時から感じてたけれど、このひとには、闘争心ってやつがあるんだろうか…?
玉入れの時も、結局、自分で投げ入れることより、床に散らばってる玉を掻き集めるという地味な役に徹してたし。
最後に急遽、チームリーダーだけで3周するという、最終決戦が行われたのですが。
1位のうっちーさんと1周以上の大差をつけられ、相変わらずのヨレヨレな状態のまま、ぶっちぎりの最下位でゴールしようとしたアキさんが、ゴールの2m手前らへんでピンポン玉を落として拾いにかかった時、元気さんに「アッキー、おじいちゃんみたいだなあ」とからかわれ、どうやらアキさんの開き直りスイッチが入ったらしく…。
唐突にアキさんが寸劇モードになり、スローモーションで、転びかけつつも涙ながらにゴールをするおじいちゃんの演技。
何それー??!
あまりにも突然で、見守っていた全員が爆笑する、まさしく感動のゴールシーンでした。
あのインパクトは凄まじかった。
…でも、真面目な話、私はあれを見て、アキさんはやっぱり、本来は演技畑にいる(いたい?)ひとなんだなぁ、と思った。
−−−
そんなこんなで紆余曲折あった結果、運動会はユースケさん率いる青組が優勝。
ユースケさんは去年も優勝したそうなので、連覇達成ですね!
あー、イケメンは、やはり何か持ってますねー(棒読み)。
1位:青(ユースケさん)
2位:緑(まーさん)
3位:黄(うっちーさん)
4位:水(とみぞーさん)
5位:白(ジョニィさん)
6位:赤(アキさん)
とみぞーリーダーの、「安定を目指して、安定の4位だったんだから、それは実質的には優勝だと思います」は、名スピーチだと思った。
ジョニィさんは悔しい悔しいと連呼して、絶対に来年はリベンジすると言っていて。
どれだけ一生懸命、本気で運動会に取り組んでくれていたのかが伝わってきて、嬉しくてたまらなかった。
−−−
運動会の後は、お弁当タイム(笹団子めっちゃ美味しかった!)を挟んで、WORLD ORDERによるダンス講習会。
みんなで『WORLD ORDER』(タットバージョン)を踊ってみよう、という企画。
時間の関係上、イントロ部分のウォーキングは割愛、1番のみ。
まずは、ジョニぞーが壇上に立ち、サビ前までの通常振りの指導。
やっぱりあんまり息は合ってないけど、なんだか楽しい二人組。
他のメンバーは、ファンたちの列の間に点在してお手本を見せつつ、個別に対応。
とみぞーさんがお手本を見せてくれつつ、それを真似しながら踊ってみる。
でも、とみぞーさんを見ながら踊るから、みんなが同じ振付になってしまい、ジョニィさんが慌てて「好きなポーズで構わないから」と付け加える。
それからサビ部分は、特別にタットバージョン。
タットと言えば、もちろん、うっちーさんとユースケさんによるご指導です。
うっちーさんのお手本を見ながら、ユースケさんの指導で習得していく。
まさか、タットが教われるとは思っていなかったから、すっごく楽しかった。
その後、サビの最後の部分、お馴染みの首の横振りの練習を経て、まーさんによる仕上げのご指導。
まーさん、教えるのが上手。
以前、テレビの『ABChanZoo』で指導シーンを見ていて思ったけれど。
アドバイスが的確で、言葉もわかりやすく、明快。
−−−
いよいよ閉会の時を迎え、7人による最後のご挨拶。
壇上に7人が並び、元気さんの「もっと近くに集まりましょう」の一声で、ファンたちは壇の真下までわーっと集まる。
「近い近い近いっ」と苦笑いしつつも、下がれとは言わないリーダー。
スタッフさんも止めるに止められず、という様子で、そのまま、小学校の集会みたいな近さに集まって、ツアー終了のご挨拶開始。
トップバッターのユースケさんが話し始めた直後、その事件は起こりました。
なんと、うっちーさんが泣き出したのです!
聞けば、今朝、ホテルの裏の山に登ってみた時、ふと、考えてしまったことがあるという。
「もしも死ぬ時が来たら、今日の場面を走馬灯に見るだろうな」…と。
うっちーさんがこのイベントを真剣に楽しんでくれて、宴会や運動会で笑顔いっぱいのみんなを心から嬉しく思ってくれているからこその、その発想。
うっちぃぃぃぃぃ!!!!!
もらい泣き者続出。
ステージ上のメンバーたちは、こうやって改めて注目されるとやっぱり緊張する、と言いながらも、一日目最初の挨拶の時とは全く違う柔らかい笑顔を浮かべて、閉会の言葉を述べてくれました。
−−−
全てのイベントが終了して、帰りのバスに乗り込むと、すでに撤収したと思っていたメンバーが、私服に着替えた状態で現れ、お見送りのサプライズ。
走り出すバスの中から、全力で手を振る私たち。
追いかけて歩きながら、思い切り手を振り返してくれるメンバー。
7人のすっかり緊張の解れた優しい笑顔が最高に素敵で、胸が苦しくて仕方ない。
ああ。みんな大好き。
−−−
帰りのバスは、一旦、湯沢駅に寄って、現地集合組を降ろしてから東京方面へ向かうという。
ゆるゆると走る道すがら、私はあるものを探していた。
……タカハシヤだ。
メンバーも高速道路で来ているので、私たちと同じ道を通って来たはずなのに、ホテル周辺の道には見当たらない。
じゃあ、一体、どこにあったのか?
早めに着いて蕎麦屋でお昼を食べた、ということだったし、駅の近く??…などとモヤモヤ考えながら、流れていく湯沢駅前商店街の風景を見る。
どこにも見当たらない。
やがて、駅前のロータリーにバスが止まり、下車組が降りるのを待つ。
ふと見渡した、ロータリー際に建ち並ぶお店。
その中の一軒、色褪せ気味のオレンジ色の看板が目に飛び込んできた。
タカハシヤだった。
ここにあった。
アキさん、やっと見つけたよ。